
新型コロナウイルス禍によるアルバイト収入の減少などで厳しい生活に直面する学生の食生活をサポートしようと神奈川工科大学(厚木市下荻野)の学生食堂で、後援会の補助によりランチを100円で提供する取り組みが行われている。14日から始まり、それ以前に比べて2倍近い学生が食堂に押し寄せる人気となっている。
100円ランチで食べられるのは、通常は350~480円で提供される定食や麺類、丼ものなどほぼすべての食事(サイドメニューは別)。17日にはキーマカレー(通常400円)、ウインナーとベーコンのトマトパスタ(450円)、カツオのたたき丼(480円)などが並んだ。昼休みには約50人が行列する人気ぶり。割り引き前には食堂2カ所で1日800~千食販売していたのが、割り引き後は1700食ほどに増えた。