県西・湘南地区の個人宅に設けられたざる菊園でも、色とりどりの株が見ごろを迎え、訪れる人の目を楽しませている。
小田原市の鈴木三郎さん宅(久野3652)の庭を開放した、約2千平方メートルの園内には千株が咲き誇る。恒例の富士山をかたどったものをはじめ、一株一株が大ぶりなのが特徴で、今月中旬くらいまでは楽しめるという。小田原駅からバスで40分、「ざる菊園」下車。問い合わせは鈴木さん電話0465(34)4925。
二宮町の善波保雄さん宅(川匂178)は、白系の花が雪原のように広がり、存在感を放っている。かつての酪農用の放牧地に植えられた約400株は、淡い黄色から、白、ピンク系へと推移していく変化が人気を集め、近隣住民らが足を運んでいた。国道1号「川匂神社入口」交差点から歩いて5分。問い合わせは善波さん電話0463(72)1312。
小田原と二宮、個人宅でざる菊満開
-
富士山をかたどった株などが並ぶ鈴木三郎さん宅のざる菊園=小田原市久野 [写真番号:1122552]
-
白系の株が存在感を示す善波保雄さん宅のざる菊園=二宮町川匂 [写真番号:1122553]