
相模原市立谷口台小学校(同市南区文京)の3年生の児童らが、津久井在来大豆で造ったみそを使ったみそラーメンを考案した。地元食材をふんだんに使っているのが特徴で、11月から3カ月程度、学校近くのラーメン店で提供される。考案した児童らは「ラーメンを通じて津久井在来大豆や相模原について発信したい」と話している。
3年4組の35人の児童が総合学習の時間で取り組んだ。児童は年間を通じて、津久井在来大豆について学習。県内で古くから栽培されてきたものの、割安な輸入大豆に押されて栽培面積が減少し「幻の大豆」と呼ばれるほど希少になったことなどを学んだ。
ただ、市民にはまだ知らない人もいることから「在来大豆の魅力を発信したい」とオリジナルラーメンの開発を企画した。
具材は地元産
幻の大豆のみそラーメン、相模原の児童考案 平塚でも販売
麺をすすり笑顔を見せる相模原市立谷口台小の児童=同市南区の北海道らーめん麺処うたり相模大野店 [写真番号:1121462]
小学生が考案した津久井在来大豆「みそラーメン」 [写真番号:1121463]