川崎市幸区の民設学童保育「ワオキッズ新川崎園」で22日、地域交流イベント「ワオまつり」が開かれた。初開催の「まつり」は「ワオ・ジャパン」(横浜市鶴見区)が運営する学童保育全13園で9月から順次実施。この日を含め総計で約8千人が来場したという。
新川崎園は再開発街区「コトニアガーデン新川崎」の一角に位置。「まつり」は13番目の開催で同ガーデン主催「秋のまちフェスタ」と合同実施となり、にぎやかに締めくくられた。
同園スタッフと園児が手作りした恐竜射的やスーパーボールすくいなどに親子連れが歓声。「こくばんアート」の呼び込みに声をからした小学3年の黒田結梨さんは「まつりも準備から楽しかった。学童は友だちがたくさんできる場所です」と笑顔を見せた。
ワオ・ジャパンは、横浜市を中心に建築などを手がける「大川グループ」の傘下。同グループは2000年から認可保育園、11年から学童保育「ワオキッズ」を運営しており、大川恭延社長は「まつりを通じた交流を通し、子育て拠点としての役割を広く知ってもらえたと思う」と話した。(有吉 敏)
川崎の民設学童保育で「まつり」初開催 手作り射的に歓声
通園児とスタッフ手づくりの恐竜射的に挑戦する子どもたち=川崎市幸区のワオキッズ新川崎園 [写真番号:1119091]
スタッフとともに「こくばんアート」への呼び込みに声をからす黒田さん(左)=川崎市幸区のワオキッズ新川崎園 [写真番号:1119094]
スタッフのアドバイスでスーパーボールすくいを楽しむ親子連れ=川崎市幸区のワオキッズ新川崎園 [写真番号:1119095]