
日本の鉄道が14日に開業150年を迎えるのに合わせて、発祥の地・横浜でさまざまなイベントが開催される。横浜駅に乗り入れる鉄道各社が合同で記念台紙を作成したり、周辺の商業施設とスタンプラリーを企画したり…。主催者らは、「さまざまなイベントを通じて150年を盛り上げていきたい」と意気込んでいる。
日本最初の鉄道は、1872(明治5)年10月14日に新橋─横浜間で開業した。これを記念し16日には、横浜駅に乗り入れる6社局(JR東日本、京浜急行電鉄、相模鉄道、東急電鉄、横浜市交通局、横浜高速鉄道)が、同駅構内で合同イベントを行う。
京急の「けいきゅん」、相鉄の「そうにゃん」など各社局のキャラクターや駅長が集結。質問や記念撮影に応じるほか、オリジナルグッズの販売、写真展示、子ども用の駅長制服を着用しての記念撮影などを実施する。当日までに6社局の入場券(2社局は普通乗車券)を集めると、合同で作成した記念台紙が引き換え場所でプレゼントされる。
記念グッズやグルメも
JR東日本横浜支社は、老舗あめ店の松屋総本店(川崎市川崎区)とコラボレーションし、鉄道開業当時の「110形蒸気機関車」をモチーフにしたキャンディーを今月から発売。松屋総本店のほか、横浜支社管内のコンビニエンスストア「ニューデイズ」の13店舗で販売している。
鉄道150年 発祥の地・横浜でイベント続々開催
横浜駅に乗り入れる6社局合同記念台紙のイメージ(JR東日本提供) [写真番号:1115671]
機関車をモチーフにしたキャンディー(JR東日本提供) [写真番号:1115672]