横浜市青葉区ゆかりの作家・詩人の佐藤春夫(1892~1964年)の生誕130周年を記念した企画展が、地元の山内図書館で開かれている。日本の文豪をキャラクター化したゲームアプリで「胸キュン」人気の作家に触れようと、県外から“女性ファン”が続々と来館。同館は「作品を読む良い入り口」と歓迎している。
佐藤春夫は和歌山県新宮町(現新宮市)出身で、慶応大入学後に「三田文学」などで作品を発表。主に東京で執筆していたが、1917年から都筑郡中里村(現横浜市青葉区鉄町)に移り、そこでの生活を描いた小説「田園の憂鬱(ゆううつ)」が代表作になった。
春夫キャラ「一番の好み」
作家・佐藤春夫の胸キュンファン続々? 横浜の山内図書館
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県外からもファンが訪れる佐藤春夫の企画展=横浜市青葉区の山内図書館 [写真番号:1111447]
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ゲームキャラとして人気の「佐藤春夫」 [写真番号:1111448]