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田畑耕さず栽培 優しい農業、収穫期に 茅ケ崎の八一農園

話題 | 神奈川新聞 | 2022年7月24日(日) 20:10

不耕起栽培で収穫間近の長ナスを手にする衣川さん=茅ケ崎市芹沢

 田畑を耕さずに農作物の栽培に取り組む茅ケ崎市の八一農園で、夏野菜が収穫のシーズンを迎えている。農園を運営し「不耕起栽培」と呼ばれる農法に挑戦する衣川晃さん(47)は「環境に優しい農業を実践することで、自分の後に続く新規就農者も増やしていきたい」と意気込んでいる。

 同市出身の衣川さんは、ミュージシャンとして活動しながら、飲食店の経営を手がけていた。5年ほど前、自らが日々食べていた食肉に対し疑問を持つようになった。「肉食を否定するわけではないが、食肉を生産するにも動物の命を奪い、環境に大きな負担をかけているのではないか」と。

 そこで、衣川さんは「自分で食べる物ぐらい自給自足を」と一念発起。1年ほど県内の有機栽培を推進する農場で研修を受けた後、2018年11月に就農を果たした。

 「不耕起栽培」は土壌を耕さないため、大規模な農機具を使わない。土壌の流出を防ぐことができるといった利点があるという。一方で、化学肥料に頼らないため、作物の収量が増えないなどの難しさもあり、不耕起栽培に取り組む農家はまだ少数派だ。

 衣川さんは、耕作放棄地だった場所でミニトマトやナス、キュウリなど常時10種類以上の野菜を育てている。作物の脇に生えた雑草は刈り倒し、土壌の保湿や富栄養化などに活用するなど「環境に優しい農法」を追求している。

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