横浜市西区の横浜みなと博物館が28日、リニューアルオープンする。VR(仮装現実)シアターや大型荷役機械「ガントリークレーン」のシミュレーターなど、体験型コンテンツが充実。港の仕事や歴史を楽しみながら学べる施設として人気を集めそうだ。
目玉となるVRシアターは、正面と上下左右の5面に高性能なLED(発光ダイオード)パネルを設置。帆船日本丸のこれまでの軌跡や全ての帆を張る総帆展帆(そうはんてんぱん)の様子を、ドローンで撮影した迫力満点の映像などが映し出される。
ガントリークレーンのシミュレーターは、積み降ろし時間の計測も行う。壁面には横浜港の役割を学べるデジタルコンテンツが設置され、手をかざすと、ふ頭を離着岸する船や行き交う人々などが動き出す。
青木治館長は「横浜港や船について楽しみながら、知り、感じ、学ぶことのできる施設。一人でも多く横浜港、船、海のファンになってもらいたい」と来場を呼びかける。
築港の歴史を視覚的に
横浜みなと博物館、新装オープン 体験型コンテンツが充実
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迫力ある映像が楽しめるVRシアター [写真番号:1096427]
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迫力ある映像が楽しめるVRシアター [写真番号:1096428]
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ガントリークレーンの操作を体験できるシミュレーター [写真番号:1096429]
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横浜港の役割を体を動かしながら学べるデジタルコンテンツも [写真番号:1096430]