秦野市曽屋の温泉施設「名水はだの富士見の湯」の一角で、市の花である「カワラナデシコ」が見頃を迎えている。ピンク色に彩られた花々は来月ごろまで楽しめるという。
同施設に今年3月ごろ、市民から「花がなくて少し寂しいので植えてみて」と苗の提供があり、駐車場の一角に4月中旬に植えたところ、約1週間前から開花。初夏の心地よい日差しを浴びながら愛らしい花々が咲き誇り、来場者らは写真に収めるなどして満喫しているという。
同施設の富田康夫館長(36)は「秦野市民は花が好きな方が多い。SNSなどでも発信して、多くの人に見ていただけたら」と声を弾ませた。(飯塚 恒成)