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小田原市の旧片浦支所 6月からワーケーション施設に

話題 | 神奈川新聞 | 2022年5月30日(月) 05:50

片浦村役場としても使われ、相模湾を一望することができる旧片浦支所

 かつて片浦村役場として建てられ、一時は取り壊し方針だった小田原市の旧片浦支所(同市根府川)が6月1日、働きながらリゾートを楽しむワーケーション施設「U(ユー)」に生まれ変わる。相模湾を一望する風光明媚(めいび)なロケーションを活用し、昭和レトロのたたずまいはそのままに、都内のビジネスパーソンらを呼び込んでいく。

 JR根府川駅近くの丘陵地に1953年に建てられた木造2階建て(延べ床面積約400平方メートル)で、翌54年に片浦村が同市に合併されてからは支所として利用されてきた。

 新施設は、法人と個人を対象にテレワークの場やレンタルオフィスを提供。支所時代のカウンターや間取りもほぼそのままで、仕事用のテーブルや海の見えるテラス席も用意した。カフェも併設し、登録すれば1時間500円、1日2千円から海風の吹き込む仕事場を借りられる。ベッドルームも1室あり、金曜日に働いてそのまま泊まって翌朝に近くの海に釣りに出かけることも。

月額会員のみ使用できる2階スペース=小田原市根府川

 「リフレッシュした環境で働けば、新しいビジネスのアイデアも浮かんで生産性も向上する」とPRするのはオフィス家具販売やコンサルティングを手がける文祥堂(東京都)の大波裕人さん(35)。新型コロナウイルス禍から新たにワーケーション事業を模索し、新築物件も探し回っていたところに「小田原から2駅でノスタルジックな雰囲気を味わえる」(大波さん)築70年の旧支所にたどり着いた。

駐車所になる予定がなぜ

 
 

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