横浜市内で丹精込めて育てられた色とりどりの花苗などの「花きの品評会」が27日、横浜市西区のクイーンズスクエア横浜1階のクイーンズサークルで開かれた。
出品されたのはニチニチソウ、ペチュニア、マリーゴールド、ラベンダーなど113点。色合いやボリューム感などで競い、最優秀賞の横浜市長賞には、矢島康弘さん(栄区)が出品したペチュニアが選ばれた。
JA横浜花卉(かき)部主催。同部によると、今年は春先に寒い日が続いたり、急に暑くなったりと出荷調整に苦労したという。野渡亮部長は「ぜひ、多くの人に見てもらいたい。横浜で花の生産が盛んなことを知ってもらえれば」と話していた。
出品された花は28日は音楽などのイベント会場装飾として展示し、その後は横浜・みなとみらい21(MM21)地区周辺に植えられるという。(吉田 太一)