新聞とラジオがタッグを組み、カナガワをもっと盛り上げよう─。
読者からの取材リクエストに応える神奈川新聞のオンデマンド調査報道「追う! マイ・カナガワ」(マイカナ)は今月から、FMヨコハマ(横浜市西区)の朝の人気番組「ちょうどいいラジオ」との連携企画をスタートさせる。
マイカナ取材班の記者が毎月、同番組に生出演するほか、番組リスナーから寄せられた疑問などにも迫っていく。
番組は毎週月~木曜日の午前6~9時の生放送で、マイカナ記者の初回出演は22日午前8時10分ごろの予定。同番組DJの光邦さん(45)は「読者とリスナーが抱いている神奈川の謎を一緒に追い掛けたい」と意気込んでいる。
ちょうどいいラジオ FMヨコハマで毎週月~木曜日の午前6~9時に生放送。日々のニュースや世間で話題の情報などを音楽を挟みながら紹介し、メールや無料通信アプリLINE(ライン)でリスナーからの意見を募集する「光邦EYE'S」のコーナーが人気。
カナガワの謎を一緒に解こう DJ光邦さん
生活に密着したニュースや旬な話題を紹介し、リスナーの意見も交えてみんなが“気になる”テーマを深掘りするFMヨコハマの人気番組「ちょうどいいラジオ」。今月から始まるマイカナとの連携企画を前に、DJの光邦さん(45)に意気込みを聞いた。
─番組のメインコーナー「光邦EYE'S」では、毎日違うテーマでリスナーから意見を募集し、様々な“気になる”を一緒に考えている。
「2017年4月の番組開始から、軸になるコンテンツとして続いている。テーマは自分も含めスタッフ全員で考えていて、『焼き鳥の串は外して食べるか』といった身近な話題から、長時間労働や災害など社会的な問題まで幅広く取り上げています」
─「ポニーテール禁止の校則」や「夏休みの宿題、何のため?」など、子どもや学生にまつわるテーマも多い。
「リスナーは会社員や主婦層が多いですが、こうしたテーマの時には高校生や大学生も意見を寄せてくれる。今はアプリで全国どこでも聴けるので、県外からもコメントが来る。自分自身、大学生と高校生の娘がいますが、親世代から子どもに関する声もたくさん届きます」
─マイカナとの連携に向けた意気込みを。
「背の高いバス停や分かりにくい標識など、マイカナで取り上げるテーマは身近で親しみやすい。中華街の歴史や『湘南はどこからどこまで問題』など、神奈川にはいろんな“謎”がある。新聞とラジオで一緒に追い掛けながら、読者やリスナーの疑問を掘り下げてカナガワを盛り上げたいですね」
みつくに 「ちょうどいいラジオ」を軸に、テレビ番組のMCやナレーター、舞台にも出演。横浜F・マリノスのスタジアムDJ、バレーボール国際大会などスポーツ現場でも活躍中。東京都出身。
神奈川新聞社は暮らしの疑問から地域の困り事、行政・企業の不正まで、無料通信アプリLINE(ライン)で読者から寄せられた取材リクエストに幅広く応える「追う! マイ・カナガワ」(略称・マイカナ)に取り組んでいます。
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