天候などに左右されず、安定した収穫量が見込める青ウメを果樹農家に提供しようと、神奈川県農業技術センター(平塚市上吉沢)は「翠豊(すいほう)」と名付けた新品種の育成に成功した。県内では近年、青ウメの収穫量が減少し、かねて品種改良への要望が上がっていた。4月には生産者を対象に翠豊の見学会を催すなど新品種の導入を進める。
開発に20年超【下に写真:翠豊の実と花】
新品種で農家救え 平塚生まれの青ウメ「翠豊」
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安定した収穫量を誇る新品種の翠豊=平塚市上吉沢の県農業技術センター [写真番号:1035187]
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翠豊の実(県農業技術センター提供) [写真番号:1035188]
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開花盛期を迎える青ウメの翠豊(県農業技術センター提供) [写真番号:1035189]