創建150年を迎えた伊勢山皇大神宮(横浜市西区)で11日、枝垂れ桜の植樹式が行われた。神職や地元町内会会長ら約20人が若木の健やかな成長を願った。
公益財団法人「日本さくらの会」と清涼飲料水大手の伊藤園(東京都)が全国展開する桜を未来に残すプロジェクトの一環。一昨年から同社製品の売り上げの一部を桜の保全・植樹活動に寄付している。今回は、桜の花が社紋である同神宮に贈られた。
若木は駐車場近くの鳥居付近に植樹。式典で同社の時田功一・新横浜支店長は「桜が成長し横浜市民を見守ってほしい」と話した。同神宮の阿久津裕司宮司は「横浜の未来を見守る桜になると確信している」と感謝した。