相模国分寺跡(海老名市国分南1丁目)が1921(大正10)年に、他の7カ所の国分寺跡とともに全国初の国の史跡に指定されて100年を迎えたのに合わせ、市温故館(同所)で記念展「100年かけて相模国分寺跡の謎にいどむ」(市教育委員会主催)が開かれている。
出土品など約300点を展示するとともに、史跡指定を受けるまでの地元の苦労なども紹介している。
相模国分寺跡は741(天平13)年、聖武天皇の「国分寺建立の詔(みことのり)」を受けて全国60カ所余りに建設された国分寺・国分尼寺の一つ。高さ約65メートルの七重塔や金堂が設けられた。
東西約240メートル、南北300メートルの広大さを誇る。
非公開の絵図も
「相模国分寺跡」の国史跡指定100年 海老名で記念展
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再現された相模国分寺の七重塔や回廊=動画から [写真番号:571588]
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出土した瓦などが並ぶ記念展示=海老名市温故館 [写真番号:571589]