14日のバレンタインデーに合わせ、温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」(箱根町二ノ平)で恒例の「チョコレート風呂」が開催され、来場客を楽しませている。4月25日まで。
例年はチョコレートソースの投入イベントなどを行い、15人ほどが一斉に入浴するが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、1回の入浴を4人までに限定し、1グループ10分間300円と有料にした。
チョコレートの香りや色を再現した入浴剤を使用しており、訪れた家族連れやカップルは、甘い香りが漂う中、チョコレートソースを顔に塗るなどして“甘い時間”を満喫。都内から妻と長男(5)と3人で訪れた40代の男性会社員は、「家族で入るので安心できます」と笑顔を見せた。
開業20周年を記念して、色や香りが特徴的な「ルビー」「コーヒー」「抹茶」のチョコレート風呂も日替わりで提供中。ユネッサンの担当者は「今年は長めに開催しているので、グループでゆったりと楽しんでもらえたら」と話している。
入浴には別途入場料金が必要で、2月は土日祝日と22日のみ営業。3月以降の営業日については緊急事態宣言や感染状況を踏まえ、ホームページ上で告知する。問い合わせはユネッサン電話0460(82)4126。(堤 正喜)