JA横浜と横浜スイーツ&カフェ専門学校(横浜市神奈川区)が2日、産学連携プロジェクトの一環として地元産イチゴの収穫体験と、創作スイーツ作りに取り組んだ。
農業体験を通じて生産現場への理解を深め、メニュー開発につなげる狙い。
学生らは同市内のイチゴ農園を訪れ、甘酸っぱい香りが漂う温室内で、甘みが強く感じられる章姫や粒が大きく糖度が高い紅ほっぺのもぎ取りやパック詰めに挑戦した。園主の田丸秀昭さんは「たくさん使って横浜ならではの逸品に仕上げてほしい」と期待を寄せた。
収穫したイチゴをチーズケーキに仕上げた新井咲希さんは「新鮮な実が崩れないように調理に生かした。生産者の顔が見られ、確かな素材が使える安心感があった」と地産地消の意義を実感していた。