洋ラン栽培の愛好者でつくる横須賀洋蘭(らん)クラブ主催の「50回新春洋蘭展」が18日まで、横須賀市はまゆう会館(同市衣笠栄町1丁目)で開かれている。会員が丹精込めて栽培した作品124点が並び、豊かな香りとともに華やかな雰囲気も漂っている。
会場には同クラブ会員の作品に加え、横浜蘭友会会員の作品8点も展示。デンドロビュームやカトレア、パフィオペディラムなど色とりどりの洋ランが並ぶ中、来場者は香りを楽しみながら1鉢ずつじっくりと観賞していた。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令の影響で開催が危ぶまれていたが、会長の佐藤武さん(85)は「(他の洋ラン展は)中止になっているところもあるが、『3密』を避けて少しでも楽しんでもらえたら」と話している。
午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)。入場無料。
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主な入賞者は次の通り(敬称略)。
▽県知事賞・重田悦子▽会長賞・大津豊隆▽県議会議長賞・笠小冨江▽横須賀市長賞・佐藤武▽同市議会議長賞・岸美枝子▽全日本蘭協会賞・川本広▽日本洋蘭農業協同組合賞・中村茂彦▽さいか屋賞・重田裕充▽神奈川新聞社賞・大島悦夫▽横須賀商工会議所会頭賞・山上秀夫