聖夜に光のプレゼント─。冬の横浜を彩る高層ビル群の全館ライトアップが24日夜、横浜・みなとみらい21(MM21)地区で催された。新港ふ頭では花火が打ち上げられ、コロナ禍の街を明るく包み込んだ。
一夜限りのイベントで、24回目の今年は過去最多の34施設が参加。日没に合わせてビル全室の明かりがともされ、午後8時からの花火が夜空を染めた。
大さん橋など撮影スポットでは、写真愛好家らが“全集中”。会社役員の桐田敏彦さん(46)は「コロナ禍で大変な年だったが、飛鳥Ⅱの出航と全館点灯を同時に見て元気をもらえた」と話した。
せめて聖夜は明るく… MM21地区で全館ライトアップ
花火も共演。冬の港を華やかに演出した「TOWERS Milight~みなとみらい21オフィス全館ライトアップ~」=大黒ふ頭から [写真番号:458565]
全館点灯で輝くMM地区を背景に出航するクルーズ船「飛鳥Ⅱ」=24日午後5時10分ごろ、横浜港大さん橋国際客船ターミナル [写真番号:458566]