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歴史遺産がまた一つ… 一部解体の旧横浜市庁舎で見学会

話題 | 神奈川新聞 | 2020年12月19日(土) 05:00

取り壊しを前に、市民広間を見学する人たち=旧横浜市庁舎

 JR関内駅前で約60年にわたり市民に親しまれてきた旧横浜市庁舎で18日、市民らを対象にした見学会が開かれた。今年6月に移転のため役割を終え、一部は解体されることが決まっているレガシー(遺産)。参加した市民らは、戦後復興を象徴する建物との別れを惜しんだ。

 濃褐色のれんがタイルを外装に用いた旧市庁舎は、横浜が占領軍の接収から解除され、戦後の復興が本格化した1959年に完成した。横浜開港100周年を記念し、日本を代表する建築家の村野藤吾(1891~1984年)が市制施行以降7代目の市庁舎として設計した。

取り壊しを前に、市民広間を見学する人たち=旧横浜市庁舎

 見学会では、彫刻家・辻晋堂のレリーフ(横50メートル、高さ7メートル)が象徴的に飾られた2層吹き抜けの市民広間をはじめ、行政棟の市長室、間接照明で白い天井を照らす市会棟本会議場などを丹念に見て回った。

 参加した元自治体職員の林裕次さん(58)=同市神奈川区=は「横浜市は急拡大する都市の課題に向き合い、この庁舎で『六大事業』政策を打ち立てていた。歴史ある建物だけに解体されるのは残念」と話した。

取り壊しを前に、市会棟本会議場を見学する市民ら=旧横浜市庁舎

 今後は、ホテルとして保存活用される行政棟など一部を残し、建物は解体される。敷地にはオフィスや大学などが入居する地上30階の高層ビルが新設される。

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