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【バスストップ】横浜市営41系統(12)高周波前

話題 | 神奈川新聞 | 2020年12月16日(水) 18:00

煎餅が育む地域共生

床のマットで適度な距離を保つ「おもちゃ文庫」=横浜市緑区のみどり地域活動ホームあおぞら

 バス停から徒歩数分の「みどり地域活動ホームあおぞら」(横浜市緑区)は、障害児者と家族の地域生活を支える施設(しせつ)。市が設置し、社会福祉(ふくし)法人ル・プリが運営する。開所から15年。デイサービスやショートステイ、相談事業などを行い、地域共生の拠点(きょてん)にもなっている。

 ロビーの棚(たな)には、名物の煎餅(せんべい)が並ぶ。デイサービス通所者の手作りだ。衛生管理を徹底(てってい)した2階の工房(こうぼう)で、10人ほどが熱心に作業に励(はげ)んでいた。本場の草加(そうか)(埼玉県)から仕入れた生地を焼き、味を付け、計量し、袋(ふくろ)に詰め、ラベルを貼(は)る。施設スタッフは「それぞれが得意な作業を分担しています」。開所時から煎餅作りを担い、全工程を知る女性(46)は自らを「職人」、作業を「楽しい」と語り、塩煎餅の味付け液を真剣(しんけん)なまなざしで調合していた。

「あおぞら」名物の煎餅

 1袋が100~200円と安く、控(ひか)えめな塩分と食べやすい厚み。「地元小中学校の催(もよお)しで記念品に使われています」とスタッフ。個人で買いに来るファンもおり、煎餅が地域共生の育(はぐく)みに役立っている。

 1階の「おもちゃ文庫」は障害の有無にかかわらず、親子で遊べる場を提供。1歳(さい)1カ月の娘を連れて来た近所の母(34)は「ここでは地域の人と知り合え、子どもも家の外で遊べて喜んでいます」。コロナ対策は入念で、間隔(かんかく)を取ったマットに親子1組を割り当て、使われたおもちゃは毎回消毒する。

 所長の蕨圭二(わらびけいじ)さん(49)は「より多くの人にこの施設を知ってもらい、一般(いっぱん)の人にも気軽に足を運んでほしい」と話していた。

(小学校高学年向けに、難しい漢字にふりがなを振りました)
【2020年11月12日掲載】

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