バイリンガルのアーティストママ3人が率いるアート団体「LITTLE ARTISTS LEAGUE(LAL、リトル・アーティスト・リーグ)」が、優しさのエピソードを集め、その思いを花の作品に表現して、思いを伝えるアートプロジェクト「やさしさの花」に取り組んでいる。同団体創設者の一人、ルミコ・ハーモニーさんは「コロナ禍で閉塞(へいそく)感漂う世界に“やさしさの種”をまいて、色とりどりの花を咲かせ、みんなの心を優しさでつなげたい」と意気込む。
同団体は2016年から横浜を拠点に子どもたちにアートの面白さを提供する活動を開始。コロナ禍で今まで以上に心のつながりの重要性を考えるようになり、「やさしいことを一つすると、一つ咲くやさしさの花」をテーマに、アートに「心の教育」を取り入れた同プロジェクトを企画した。作品の写真やエピソードなどはオンラインで募集。メンバーの磯部エイミーさんは「子どもから大人まで、1人で何作品でもOK。世界を“やさしい花”で染めてほしい」と参加を呼び掛ける。
12月にリレー動画公開へ
コロナ禍こそ「やさしさの花」咲かせよう 横浜のアート団体
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「やさしい心の郵便箱」に寄せられた手紙を手にする望月さん(写真右)と青木小の角野校長(同左)=横浜市立青木小学校 [写真番号:420721]
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黄、青、ピンクと思い思いに「やさしさの花」を描く子どもたち(LAL提供) [写真番号:420718]