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小田原「御幸の浜花火大会」11年ぶり復活へ 百年の節目

話題 | 神奈川新聞 | 2020年11月20日(金) 05:00

22日、街飲みイベントも

 小田原市内の経済3団体が22日夜、長く途絶えていた「小田原御幸の浜花火大会」を復活させる。新型コロナウイルスで地元経済が停滞している中、今年で初回から100年の節目を迎える花火大会を「復活ののろし」としたい考えだ。商店街で街飲みイベントも開催されるほか、「漁港の駅 TOTOCO小田原」の開業1周年記念も加わり、城下町は久々に各種イベントで彩られる。

 花火大会は1920年、現在の小田原箱根商工会議所の前身「小田原保勝会」がお盆時期に始めた。戦時中を除いて長く続けられてきたが、2009年が最後となっていた。

 100周年に当たり花火を打ち上げることで、各地域・団体が結束してコロナ禍に立ち向かおうと、小田原青年会議所(JC)が主体となり企画。小田原法人会青年部会と市商店街連合会青年部の共催で実現することになった。

 花火に合わせ、10月に小田原駅前の東通りで外飲みイベント「秋空ビアガーデン」を行った小田原駅前東通り商店街を主体とする実行委員会は、同様のイベント「え!?冬なのに外呑み横丁」を開く。

 同商店街では、店内の3密を避けるため、国の道路占有緩和政策に関連した路上利用で9月から店舗前路上に仮設のテラス席を設置。前回は通りを通行止めにして道路全体を“オープンテラス”とした。今回は東通りと、近接する駅前おしゃれ横丁でも開く。同商店街の担当者は「新たな通りも加わったので、周遊してもらえたら」と意気込む。

 22日に1周年を迎えるTOTOCO小田原では、20~24日、マグロの解体ショーや焼きたて干物実食販売、野菜特売10円市などを行う。通常の営業時間は午前9時~午後5時だが、花火大会のある22日は1階のみ同7時半までとする。

 花火は同6時半から40分間を予定。御幸の浜やTOTOCO小田原は混雑が予想されるため、同JCの担当者は「混み合わない場所で花火を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 
 

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