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修学旅行に行けなくったって 厚木市立小で「思い出づくり」

話題 | 神奈川新聞 | 2020年11月18日(水) 12:45

ひし形の木片を組み合わせてオリジナルのコースター制作に励む児童ら=厚木市立厚木第二小

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で修学旅行が中止になった厚木市立厚木第二小学校(同市旭町)の6年生児童が16、17の両日、修学旅行に代わる体験活動に取り組んだ。児童の思い出づくりのため、本来なら栃木県・日光への修学旅行が予定されていた両日に実施。コロナ禍の逆境の中、児童は地域のサポートも受けて意欲的に取り組んだ。

 17日には学校周辺のウオークラリーを行った後、校内で箱根寄せ木細工の制作を体験した。箱根町内の専門店から体験用キットを取り寄せて、児童一人一人が取り組んだ。

 色合いの違う小さなひし形の木片を丁寧に組み合わせて接着し、コースターに仕上げる作業。正六角形のコースターが基本だが、児童らは発想豊かに好きな形状をデザイン。魚や星形など、多彩なコースターが出来上がった。何度もやり直しながら取り組んだ児童は「色の組み合わせが難しかった」と話した。

 同日夜には、地域住民らでつくる厚木南地区青少年健全育成連絡会が中心になって、相模川河川敷で花火が打ち上げられ、児童が歓声を上げた。16日には横浜市金沢区の横浜・八景島シーパラダイスへの日帰り遠足も行われた。

 「地域と学校がつくる卒業の思い出づくり 神奈川の良さと厚木の花火の再発見」と題して行われたプログラム。熱心に取り組み、笑顔があふれた児童の姿に大田垣洋校長は「自分たちの地域や神奈川の良さを再発見した、素晴らしい思い出にしてほしい」と話した。

 
 

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