満開となった冬咲きのヒマワリのライトアップが15日まで、寒川町一之宮の川とのふれあい公園で行われている。コロナ禍の中、夜に輝くヒマワリを見て明るい気持ちになってもらおうと、同町観光協会が初めて実施した。
相模川沿いにある同公園の花壇に植えられたヒマワリ約5千本が発光ダイオード(LED)の白いライトで照らし出され、周辺を鮮やかに彩っている。会場を訪れた親子連れらは、黄色で一色になった花壇をバックに記念撮影をしていた。
温暖な気候の同町内では冬咲きのヒマワリが栽培され、10月末から11月中旬にかけて10万本以上が開花。「冬のひまわり」としてPRしている。同協会の泉珠望さんは「ヒマワリの黄色は幸せの色。元気に開花した様子を見てほっとした気持ちになってもらえれば」と話した。
ライトアップは午後6時~同8時。問い合わせは、同協会電話0467(75)9051。