バルに見立てた電車の車内で京急線沿線の味覚を楽しめる恒例イベントが24日、京急川崎駅でスタートした。多くの家族連れらが訪れ、ジャズが流れる車内で非日常の雰囲気を堪能した。25日まで。
京急電鉄が企画し、駅に停車中の電車4両を飲食スペースとして開放。検温や手指消毒をした来場者は三浦市の地ビールやマグロの唐揚げ、川崎市の新名物・餃子(ギョーザ)などに舌鼓を打っていた。ホームでは輪投げやヨーヨー釣りが催され、「縁日」の気分を楽しんだ。
家族4人で訪れた市内の40代女性は「初めて訪れたが楽しい雰囲気。子どもも食べられる弁当もあってうれしい」と笑顔をみせた。
今回からは駅周辺商店街の14店舗も協力。11月1日まで、ドリンクとフードのお得なセット「京急川崎ステーションバルオリジナルメニュー」も提供する。駅会場は午前10時半~午後6時半。問い合わせは、京急ご案内センター電話045(225)9696。