
厚木市旭町のクラーク記念国際高校厚木キャンパスは来春、現在の理系専攻を改編してロボットを重点的に学ぶ「テクノロジー理系専攻」を開設する。市内のロボット関連拠点とも連携。ロボットを通して、生徒の興味関心を広げたい考えだ。
同キャンパスがある厚木市は、県が進める「さがみロボット産業特区」と連携してロボット産業の育成に力を入れている。市内にはロボットコンテスト(ロボコン)の専用コースがあるなど、ロボットを学ぶ環境に恵まれている。同校は「地の利を生かして、ロボットやテクノロジーに関心を持つ生徒の育成に努めたい」としている。
同校は広域通信制だが、原則として週5日は登校する全日型教育を行う。理系、文系、ビジネスの3専攻があり、1学年に65人が在籍。うち理系をテクノロジー理系専攻に改編する。
授業の目玉の一つが「ロボット数学」だ。
ロボット好き集まれ クラーク記念国際高 来春コース開設
来春からロボットを学ぶテクノロジー理系専攻を設けるクラーク記念国際高校厚木キャンパス=厚木市旭町 [写真番号:374218]