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日本に学ぶ教育のいま ミャンマーの教員ら鎌倉で授業視察

国際 | 神奈川新聞 | 2018年11月1日(木) 14:05

鎌倉女子大初等部の体育の授業を見学するミャンマーの教員や教育省職員ら=鎌倉市岩瀬
鎌倉女子大初等部の体育の授業を見学するミャンマーの教員や教育省職員ら=鎌倉市岩瀬

 ミャンマーの教員や教育省の職員らでつくる訪問団が31日、鎌倉女子大初等部(鎌倉市岩瀬)を訪れ、社会科や体育の授業を視察した。同国で約20年ぶりに進められている初等教育(1~5年生)の教科書改訂に生かすための研修で、日本での教科書の活用手法や教員の指導方法を学んだ。

 ミャンマーでは、2011年に発足した新政権の下、軍事政権時代の暗記中心の教育から、子どもが主体となって学ぶ教育に転換。新しい教科書や教師用の指導書作りに対し、独立行政法人国際協力機構(JICA)が14年から同国で技術協力をしている。

 このプロジェクトでは、教科書の開発を担当する職員や教員を年1、2回、日本で受け入れている。今回の訪問団には10人が参加。10月25日から11月2日までの間、小学校3校を回る。

 初等部では、4年生の社会科と5年生の体育の授業を見学。ヤンゴン大学歴史学部のモー・モー・タン部長は「ミャンマーでは歴史と現在を分けて教えるが、きょうの授業は昔と今のつながりを子どもに気付かせているもので興味深かった」と感想を述べた。

 初等部の教員らとの質疑応答では「日本はなぜ男性教師が多いのか」「授業の評価は子どもにどう伝え、教師は教え方をどう見直すのか」などの質問が上がった。

 同国では、1~3年生の教科書(10教科)は既に刷新され、4年生以降も順次作成する予定。鎌倉女子大の元教員で、現在JICAの専門家を務める坂田映子さん(65)は「自国の教育を良くしたいという彼らの意欲は大変高く、教員の水準も最初と比べものにならないほど上がっている」と説明した。

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