任期満了に伴う藤沢市長選は5日、告示された。いずれも無所属で、新人の元市議、三野由美子氏(46)、新人の元県議、鈴木恒夫氏(62)、現職で2期目を目指す海老根靖典氏(56)の3人が立候補を届け出た。12日に投票、即日開票される。
三野氏は市議9年の経験から市政の無駄を指摘。行政改革の断行を掲げる。市政の不祥事についても言及し、女性による市政で刷新すると訴えている。
鈴木氏は公正な市政を目指し、信頼回復の重要性を強調。高齢化社会を見据えた財政再建や、100年先の長期的な街づくり条例の策定などを訴えている。
海老根氏は商業施設開発で街の利便性が向上したと主張。財政健全性も向上していると力説した。地域主体の街づくりや福祉の充実などを掲げている。
4日現在の有権者数は33万5695人(男16万6240人、女16万9455人)。
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