窓口の待ち人数庁舎外から把握、麻生区で新情報システム導入へ/川崎
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年1月24日(火) 22:51
区民課の窓口サービスを向上しようと、川崎市麻生区は、来庁者が外でも待ち人数などを把握できる情報発信システム「あさおWINシステム」の運用を2月1日から開始する。同様のシステムは県内ではパスポートセンターや横浜市保土ケ谷区などが導入しているが、市内では初めて。
申請書の記入後、同課窓口の横に設置された発券機で、「各種証明」「住所異動」「戸籍届」の3区分から選択。印字された番号札のQRコードを携帯電話で読み取ると、同課の専用ページ(http://neconome.com/000277)につながり、各手続きのリアルタイムの待ち人数や呼び出し番号が表示される。
引っ越しシーズンとなる3~5月は、同課の前は混み合い、手続きまで2~3時間待ちとなることもあるという。「システム導入で、混雑緩和や待ち時間の有効活用が期待できる」と同課担当者。専用ページはQRコードがなくても閲覧できるため、区役所に行く前でも待ち人数が分かる。
同システムの運用開始式が、2月1日午前8時から行われる。問い合わせは、同課電話044(965)5120。
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