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24時間対応の訪問介護も、市が高齢者福祉計画案/伊勢原

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2012年1月5日(木) 20:34

伊勢原市は5日までに、第5期(2012~14年度)高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画案をまとめた。3年に1度の計画見直しで、新たに24時間対応の訪問介護看護サービスを実施する。

10年現在の市内の高齢者人口(65歳以上)は総人口の19・6%を占め、2000年と比べると7・6ポイント増加。年少人口(0~14歳)を抜いた。今後は団塊世代が高齢者層となるため、市はさらに高齢化が進むとみている。

計画では(1)地域で支え合う福祉環境づくり(2)笑顔を育む健康づくり(3)信頼される福祉・介護サービス体制づくり―を基本目標に、認知症高齢者への支援強化や介護予防などを進める。

介護保険事業では、住み慣れた地域で継続して生活できるよう、独り暮らしの重度要介護者らを対象に24時間対応の訪問介護看護サービスを新たに実施する。

また、介護保険料(65歳以上)の基準月額を現行の3725円から最大で5千円程度まで引き上げる見通し。

市は計画案についての市民向け説明会を13日午後2時から市民文化会館リハーサル室で開催するほか、24日まで意見を募集している。

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