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県のメガソーラー誘致、愛川でモデル事業、12年度に工事着手/神奈川

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年12月23日(金) 00:34

県は、メガソーラー(大規模太陽光発電所)のモデル事業を愛川町にある県有地で始める。今後の誘致活動の呼び水にしたい考えで、2012年度に設置工事に着手する。近くの水力発電所などと連携し、再生エネルギーを目玉にした地域振興も目指す。

県警グラウンドとして使われていた県有地(約3万2千平方メートル)にパネルを敷き詰め、一般家庭用パネル600戸分に相当する出力2千キロワット規模を発電する。運用開始は13年夏の予定。

事業は県企業庁が担う。2キロほど離れた宮ケ瀬ダムには2カ所の水力発電所や広報施設「水とエネルギー館」があり、22日の会見で黒岩祐治知事は「再生可能エネルギーの拠点にふさわしい場所」と述べた。

設置費用は8億~10億円を見込んでいる。買い取り価格が未定で採算性は見通しにくいため、企業庁は電気事業ではなく地域振興施設整備事業として取り組む。愛川町の山田登美夫町長は「将来的に風力発電もできればいい。観光面でも役立つし小学生の社会学習などでも使ってもらえるのでは」と期待している。

県のメガソーラー誘致候補地は14カ所あり、愛川町の土地は唯一の県有地。他は市町村有地7カ所、民有地6カ所で、適地調査が進んでいる。

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