黒岩祐治知事は24日、県内の豊かな水がもたらす魅力をアピールする「水のさとかながわ」構想を検討していることを明らかにした。県は策定中の総合計画に位置づける方針で、2012年度の予算化に向けて調整しているという。
構想では、県内は水源林をはじめ湖や川、海など水が豊富な点に着目。水源の保全にとどまらず、観光やレジャーなどを複合的につなげることで、水の潜在力を生かした神奈川の魅力をアピールする考えだ。
知事は「豊かな水にまつわるエピソードを全部つなげたい。それは飲み物や料理、お酒、お茶もある。川や湖、海での遊びもある。そういうイメージで神奈川の打ち出し方を考えようとしている」と明かした。
創作カクテルの世界大会でチャンピオンになった横浜市中区のバーテンダー山田高史さんが同日、県庁を訪問した際に語った。
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