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予算編成向けヒアリング始まる、優先順位を明確にと市長指示/川崎

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年11月7日(月) 22:32

2012年度予算の編成に向け、川崎市の阿部孝夫市長による主要課題ヒアリング(オータムレビュー)が7日、始まった。阿部市長は厳しい財政状況の下、施策の優先順位を明確にして重点課題に取り組むとともに、引き続き行財政改革を推進するよう指示。東日本大震災を受けた危機管理体制の強化、再生可能エネルギーの導入、子育て支援などを重視して予算編成に臨む姿勢を示した。

市長ヒアリングは約99事業を対象に21日まで行われる。この日は、港湾局、上下水道局、まちづくり局、中原区の事業を対象に、各局区長が事業内容を説明。全庁的には、危機管理体制の強化、子育て環境の整備、再生可能エネルギーの導入、中小企業の経営環境の整備、就労の支援を主要課題に位置づけ、「川崎の再生から新たな飛躍」をうたった新総合計画「川崎再生フロンティアプラン」の第3期実行計画(11~13年度)を着実に実行する構えだ。

12年度の予算編成をめぐっては、大震災の影響を受けた景気動向を背景に、個人所得、企業収益ともに低迷し市税見通しは厳しく、収支不足額が拡大。9月段階では193億円の収支不足が見込まれている。このため、マイナス7%のシーリング(要求基準)を設定。財政当局は、行財政改革の断行と新総合計画の着実な実行を両輪とし、事業内容を厳格に判断する方針だ。

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