さあ5日間の舌戦へ―。4日告示された愛川町議選では、立候補届を済ませた候補者がわれ先にと選挙カーに乗り込み、町内遊説に繰り出した。なかには選挙カーは使わず、自転車で回る候補者もあった。
候補者宅の庭先で行った新人候補の出陣式では、出席した後援者のほとんどが近所の人。「町は10年、20年たっても変わっていない。議員が何をしていたのか。わたしが当選すれば1年、2年、4年後、素晴らしい町になっている」と意気込みをぶつけた。
ある現職候補は町の財政に触れ、「官民協働で役場も金を稼ぐようにならないといけない。それで税金が安くなるような方向に持っていかないと」と訴え、ガンバロー三唱で景気をつけた。
不安定な国会情勢をにらんでか、各党の国会議員や、次期衆院選の出馬予定者らが応援演説に立つ姿も見られた。
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