薬物依存症の対策講座開催へ/小田原
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年9月27日(火) 12:37
「薬物を中心とした依存症家族講座」(全4回)が10月から、小田原市荻窪の西湘地域県政総合センターで開かれる。11月まで4回にわたり、専門家が依存症の基礎知識などを紹介し、再発防止や立ち直りを支援する。参加無料。
県精神保健福祉センター(横浜市港南区)が主催。県立精神医療センターせりがや病院の精神科医や薬物依存症患者の社会復帰をサポートしている「横浜ダルク・ケア・センター」の施設長らが講師を務め、依存の度合いに応じた接し方や家族が果たすべき役割などをアドバイスする。
講座は10月1、15、29日と11月12日。参加できるのは、横浜、川崎、相模原市以外の県内在住者で、家族が薬物やアルコール、ギャンブルなどの依存症の人。担当者は「依存症の患者本人だけでなく、周囲の人も再発防止をサポートする体制を整えていきたい」と話している。
定員は各回とも40人。問い合わせは、県精神保健福祉センター電話045(821)8822。
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