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臨海部で国内最大級のメガソーラーが運用へ、近未来の発電を先取り/川崎

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年7月24日(日) 22:47

8月に運用開始を予定しているメガソーラー=川崎区浮島町
8月に運用開始を予定しているメガソーラー=川崎区浮島町

川崎臨海部で大規模太陽光発電所(メガソーラー)やバイオマス、天然ガス発電など次世代エネルギーの集積が進んでいる。8月には国内最大級のメガソーラーが運用を開始。再生可能エネルギーへの関心が高まる中、従来の火力発電所も含め、近未来の発電の多様化を先取りしたモデル地区として、川崎市は内外に発信していく考えだ。

川崎臨海部では年内にメガソーラー2施設の運用が相次いで始まる。8月には、川崎市と東京電力の共同事業として浮島太陽光発電所が、12月には東電の扇島太陽光発電所が稼働。出力はそれぞれ約7千キロワット、約1万3千キロワットを見込み、計約2万キロワットは一般家庭約5900世帯分の年間電力使用量に相当する。

国内最大級のメガソーラーの運用開始を見越し、市は、浮島太陽光発電所の隣接地にメガソーラーの実物の太陽光パネルなどを展示し、次世代エネルギーへの取り組みを発信するための施設として「かわさきエコ暮らし未来館」を8月6日に開館。企業、学校など国内外から広く団体見学を受け入れる計画だ。

従来、川崎臨海部に再生可能エネルギーの関連施設が集積したのは、脱温暖化へ向けた二酸化炭素(CO2)削減が主な目的だった。その後、東日本大震災による原発事故を機に、首都圏へ電力供給している火力発電所も含め、多様な発電施設の集積地として企業や他自治体の関心を一層集めるようになった。

100%バイオマス(生物資源)利用の発電設備として国内最大の川崎バイオマス発電所(出力=約3万3千キロワット)は、住友林業などの出資で設立され、今年2月に運用を開始。燃料には建設廃材などを活用した木質チップを使用、資源循環による発電の試みでもある。

このほか、天然ガス、風力、火力発電など川崎臨海部の主な発電施設は12施設に上り、大型蓄電池の製造工場も立地。現在運用している発電施設からは計約500万キロワットの電力が一般に供給されている。ライフサイエンス(生命科学)分野の拠点整備など、羽田空港国際化を踏まえ川崎臨海部の新たな展開を進めている市は、多様な発電施設の集積を同地区の特長の一つとして、今後、情報発信、PRを強化していく構えだ。

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