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茅ケ崎市議会が住民投票条例案を否決、市役所本庁舎の建て替え問題で/茅ケ崎

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年6月29日(水) 20:04

茅ケ崎市議会6月定例会の本会議が最終日の29日開かれ、市役所本庁舎の建て替えの賛否を問う住民投票条例案が議員提案された。採決の結果、反対多数で否決された。

提出者の花田慎氏(新政ちがさき)が趣旨説明に立ち、「建て替え反対を唱えた2候補の総得票数が有効投票数の6割を占めた市長選の結果から、建て替えに対する民意を確認する必要がある」などと住民投票の必要性を説いた。

質疑後の討論で、永瀬秀子氏(共産)が「建て替えについて市民と再検証するために有効な手段」、松島幹子氏(茅ケ崎クラブ)が「市民の意見を直接、行政運営に反映させるべき」とそれぞれ条例案に賛成。

一方、岸高明氏(茅ケ崎クラブ)が「市民の負託を受けた議員が市長を監視・評価しなければ、議員の資格はない」、滝口友美氏(公明)が「市民の理解を得られていない現状で実施しても民意を正しく反映できない」、新倉真二氏(みんな)が「税金が適正に使われているかに市民の関心はあり、建て替え問題は単純に賛成・反対を問うべきものではない」とそれぞれ反対意見を述べた。採決の結果、賛成は8人だった。

同日の本会議では、改選に伴い、建て替え計画などについて審査する「公共施設整備対策特別委員会」を改めて設置するための議案が可決され、委員長に岩田はるみ氏(湘風クラブ)、副委員長に滝口氏が互選された。

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