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大磯町議選:議席争いは混戦激化、投票率は低下懸念も/神奈川

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年6月24日(金) 22:32

26日に投開票される大磯町議選(定数14)は各候補が追い込みに奔走している。前回の22人出馬を上回る24人が立つ乱戦だが、投票率は過去最低を更新した前回並みか、さらに下回るとの見方が強い。一方で、有力新人や元職が名乗りを上げており、現職との議席争いそのものは激しくなりそうだ。

町選挙管理委員会によると、過去の投票率は66・93%(1991年)、64・59%(95年)と下がり、99年には58・67%と初めて60%台を割り込んだ。その後も50%台で前回は52・49%と過去最低を記録している。「統一地方選の時のように大震災による選挙の自粛ムードはないが、全然盛り上がらない。候補者は多数出ていても街頭で動く候補が少ないからではないか」とベテラン現職は指摘する。実際にポスターは張り出しても、姿を見かけない候補者がいるという。そのため投票率アップは難しいとの予想だ。

一方で、ある現職候補は「現職4人が引退し、有力新人が出ている。混戦模様で、自分自身かなりの危機感を覚えている」と打ち明ける。前回選挙の勝敗ラインは500票余り。最後の14議席目を獲得した候補(527票)と次点(519票)の差はわずか8票だった。「今回も勝敗を分けるぎりぎりの戦いは相当激しくなる。前回並みの投票率として、550票がひとつのラインだ」と気を引き締める。

同町選管によると、期日前投票は22、23の両日で計535人と前回よりも96票増えており、制度は定着しつつある。同選管は「候補者が増えた分、それぞれが票を掘り起こして最低だった前回の投票率は上回ってほしい」と期待を寄せる。投開票日には街頭で、投票を呼び掛ける予定だ。

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