大和市の下水処理場放射物質検査、焼却灰からセシウムが検出/神奈川
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年6月17日(金) 20:07
大和市は17日、市内2カ所の下水処理場で行った放射性物質濃度の検査結果を発表した。
市都市施設総務課によると、今月6日に北部浄化センター(同市下鶴間)と中部浄化センター(同市深見)で試料を採取。このうち、北部浄化センターの焼却灰から、1キログラムあたり7939ベクレルの放射性物質セシウムが検出。中部浄化センターでも、脱水汚泥から92ベクレルのセシウムが測定された。
このほか、前回の発表では、北部浄化センターの脱水汚泥から放射性物質は不検出とされたが、1キログラムあたり1863ベクレルのセシウムなどが検出されていたと訂正。試料を検査する業者が、データを取り違えたことが原因だという。
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