厚木市は16日、老朽化が進んでいる市立病院(同市水引1丁目)の建て替え整備の基本設計を発表した。
来年8月に着手する第1期工事では救急部門、手術部、集中治療室(ICU)など、高度医療の中核となる部門を優先する。2013年12月に工事が完成し、14年3月に引っ越しが完了、病院機能の約7割が稼働するという。工期を短縮することで、全面開業の期日は当初より7カ月早め、16年9月を目指すとしている。
建物はRC造の免震構造で地下1階、地上6階。延べ床面積3万579平方メートルで、病床数は347床。駐車台数は約290台を計画している。停電などに備え、太陽光パネルと非常用発電装置も設置する。総事業費は170億円程度を見込んでいる。
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