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放射線量が最大3倍、市が速報値を公表、継続求める声も/川崎

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年6月15日(水) 21:17

地表に近い場所で測定が行われている市の放射線量調査=10日、麻生区内の公園
地表に近い場所で測定が行われている市の放射線量調査=10日、麻生区内の公園

福島第1原発事故を受け、川崎市は今月10日から放射線量を独自に測定し始めたが、14、15日に公表した速報値は通常の大気調査の最大約3倍となった。新たな調査は地表により近い場所で測定しているだけに、幼い子どもを持つ保護者からは「子どもが遊ぶ高さで継続的に測定してほしい」といった声が上がっている。

速報値は、10日と13日に各区の保育園や幼稚園、学校、公園など計94カ所で測定したもの。最も高かったのは13日の大師保育園(川崎区)の砂場で、1時間当たり0・14マイクロシーベルトだった。

市は、文部科学省の目標値(同0・19マイクロシーベルト)を下回っており、「健康に影響のない数値」としている。

市民が気にしているのは、市がこれまで公表してきた大気中の測定値との違いだ。市は原発事故を受け、3月15日から市公害研究所(川崎区)で、6月1日からは麻生大気測定局(麻生区)でも始めている。

この2カ所での13日の測定結果は最高で0・045マイクロシーベルト。大師保育園の測定値はこの3・1倍だ。

市危機管理室は数値の違いについて「測定する高さが地表に近い方が数値が高くなる傾向にある」と説明する。公害研究所は地上12メートル、大気測定局は3メートルで計測しているのに対し、学校や公園の調査は5センチ、50センチ、100センチで測定している。

市は学校などの調査は一度限りで「状況に応じて継続するかも検討する」としている。中原区の公園で2歳の長女を遊ばせていた母親(38)は「市のホームページで毎日チェックしているが、新たな調査の数値が違うので驚いた。今後どうなるか分からないので子どもが遊ぶ場所と高さで測定を続けてほしい」と話している。

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