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「元禄地震」モデルに、市が津波発生時の避難検討/横浜

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年5月24日(火) 23:55

横浜市の林文子市長は24日の市会本会議の質疑で、地震による被害想定など防災計画の見直しと並行して、市内では過去最大の津波となる元禄地震(1703年)をモデルにした学識経験者の意見を踏まえ、避難対象区域や避難場所の検討を早急に進める考えを示した。元禄地震では現在の横浜で高さ3メートルの津波が発生しており、まずは堅固で高い建物や高台への避難などを具体的なガイドラインとしてまとめ市民に周知する。

林市長は「今回の震災では想定を超える津波や原発事故が発生し、本市でも帰宅困難者の対応や物資の備蓄場所などに課題があることをあらためて認識した。これらの経験を十分に踏まえ、防災計画の見直しを進める」と答弁。

そのうえで、「しかし、地震や津波による被害想定の見直しなどは国や県との調整が必要となる。まず市民の安全安心の確保を最優先に検討し、万一の原子力災害に備えた広域的避難の検討、津波から避難の方法や避難場所の検討、緊急的な情報の伝達などできるところからスピード感を持って取り組む」と、新たな計画の策定作業を進めながら、市民生活の安全に必要な緊急的な震災対策を逐次、実施していく方針を示した。

このほか、震災対策をめぐり林市長は液状化被害について、建物のほか道路、港湾、河川などへの対応の検討などを表明した。

◆元禄地震 1703年12月、房総南部沖を震源に発生。規模はマグニチュード(M)8・1。1923年の関東地震(関東大震災)と同じく海溝型地震。房総半島や小田原など関東一円で死者は1万人を超えた。津波の高さは房総、三浦の両半島の先端で8~10メートルに達した。

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