改選を受けた横須賀市議会の新しい会派構成が28日、固まった。新政会が引き続き最大会派となる一方、第2会派だった研政よこすか市民連合が分裂し、同会派の4人と初当選組1人の計5人で新会派を結成。親市長系の会派も初めて誕生したが、交渉会派にはなれなかった。
市議会事務局に提出された会派結成届によると、新政会は現職の8人に引退後継の西郷宗範さんが加わり改選前と同じ9人を維持した。次いで7人で並んでいた3会派のうち、公明党は現職5人と後継2人の7人を確保。4人が引退した自民党は現職3人に党公認で無会派だった田辺昭人さん、新人の渡辺光一さんと大野忠之さんの計3人が入り、6人となった。
研政よこすか市民連合は角井基さん、山本文夫さん、芳賀親男さん、伊関功滋さんの現職4人が新会派「研政」を結成し、連合系新人の長谷川昇さんが合流した。改選前のメンバーだった矢島真知子さんと岩崎絵美さんの2人は無会派となった。
共産党は現職3人のまま。2人が落選したニューウィング横須賀は2人で再スタートする。
吉田雄人市長に近い無会派の神保浩さんと浜野雅浩さん、初当選組の嘉山淳平さんは新会派「無所属クラブ」を結成した。しかし、親市長系とされる永井真人さんは合流しなかった。小林伸行さんと山城保男さんも会派に属さず、無会派議員は現職の藤野英明さんを含めて改選前の5人から6人に増えた。
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