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統一地方選:投票率60%期待するが実際は、見立て三者三様も厳しく/茅ケ崎市長選

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年4月22日(金) 16:41

24日に投開票される茅ケ崎市長選が終盤戦に突入している。日夜、舌戦を繰り広げる中で、各陣営が気に掛けているのが投票率。期日前投票は順調に伸長。しかし、前半の県議選(10日投開票)の低投票率は後半戦にも少なからず影響を与えそうだ。

現職と新人の一騎打ちだった前回の茅ケ崎市長選の投票率は49・04%。舌戦を繰り広げている今回の3候補とも50%以上を期待するものの、その見立ては三者三様だ。

現職の服部信明さん(49)は、前回より微増の50%。「前回より候補者数も多く、他候補が市役所本庁舎の建て替えを争点化している」ため、投票率はやや上がるとみる。駅周辺やスーパーなど集客力のある施設を中心に、2期8年の実績を強調し「新たな総合計画を着実に推進する」と力を込める。

元市議の永田輝樹さん(47)は投票率が60%まで上がることを期待しつつ、実際の投票率は53%とみる。上位当選してきた市議選時代と同様、自転車に乗って市内を走行。さらに選挙カーも併用し知名度アップに努め、「時間と財源の有効活用の観点から、市役所は耐震補強すべき」と支持拡大を目指す。

学校法人理事の藤間明男さん(56)は3候補で最も厳しく、投票率を47%と予想。街頭などで「若い世代の選挙への関心が低い」と感じる。「茅ケ崎を救うレスキュー隊」と称し、オレンジ色のジャンパーを着たスタッフとともに、「市役所建て替えではなく、市民の命を守る施策を」と声を張り上げている。

市選挙管理委員会によると、20日までの3日間に市長選の期日前投票を済ませた有権者は4167人。前回の1・47倍と出足は好調だ。だが市選管は10日投開票の県議選で40・62%と前回より4ポイント近く下がったことなどから、「50%を超えたいが、なかなか厳しい」と話している。

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