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統一地方選:投票率50%程度が濃厚、市議選の候補者減影響か/平塚市長選

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年4月22日(金) 15:04

24日に投開票される平塚市長選が終盤戦に突入している。日夜、舌戦を繰り広げる中で、各陣営が気に掛けているのが投票率。期日前投票は順調に伸長。しかし、前半の県議選(10日投開票)の低投票率は後半戦にも少なからず影響を与えそうだ。

現職に新人2人が挑み盛り上がった前回の平塚市長選の投票率は53・75%。3新人の陣営は前回以上の投票率を期待するが、現実的には50%程度にとどまるとの見方が強い。震災の自粛ムードもあって直前の10日に投開票された県議選では44・15%と前回より4・77ポイントも下がった。さらに平塚市議選では定数30に対し、前回40人だった候補者が34人に減った。「各候補の新たな票の掘り起こしがあまり期待できない」(ある陣営幹部)からだ。そのため、投票所に足を運びそうな有権者は約10万5千人。おのずと当確ラインは5万票程度となりそうだ。

元衆院議員秘書の柏木徹さん(48)は「(中学校給食の実現など)一貫してぶれずに政策を訴えてきた。子育て中の30~40代の女性層の反応が良くなってきた」と実感する。「1年以上前から準備してきた。もう後は全力で走り抜けるだけ」と意気込む。

元市議会議長の落合克宏さん(53)は「いよいよ終盤に入った。もう一度、支部組織や推薦団体にも支援を働き掛けたい」と組織固めに注力。一方、スーパーなど人出の多い場所に立ち、市職員や議員時代の経験から「私こそ着実な改革ができる」と訴える。

市料理飲食業組合連合会副会長の水嶋一耀さん(67)=地域政党「減税日本」公認=の陣営も「市役所建て替え凍結(公共施設の耐震化優先)」という目玉政策への「市民の評価は高い」という。無党派や若者層への浸透に力を入れている。

期日前投票は18~20日の3日間で4478票。前回と比べ約1・36倍となっている。

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