湯河原町は15日、総額199億700万円の2017年度当初予算案を発表した。一般会計は4年連続のプラス編成で過去最大規模。子育て支援の拡充策などに重点を置いた。
一般会計の歳入は、基幹財源の町税のうち法人税と固定資産税が減る一方、個人税、入湯税が増え、全体では0・3%増を見込む。町債発行額は前年度比21・7%増の10億9200万円。
歳出では八雲保育園とまさご保育園の統合事業などで民生費が16・9%増加。妊産婦の搬送に使用する「産急車」(仮称)の導入をはじめ、ゆがわら道の駅(仮称)整備事業など新規事業にも着手する。