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生田緑地の魅力発信、ビジターセンター完成へ/川崎

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年3月2日(水) 22:29

生田緑地(川崎市多摩区)の利便性や総合案内機能を高めるため、市は緑地の東口にビジターセンター、西口にサテライト(分館)を整備する。7月から工事が始められ、来年3月に完成する予定。生田緑地整備事業の一環で、2011年度当初予算案に約2億8400万円を計上した。

これまで緑地全体を総合的にPRする施設がなかったため、建設する。既存の自然への影響が少ないことや、市が06年に緑地内の施設の利用者に実施したアンケートで、「東口から入る」という回答が8割を占めたことなどから、東口に案内拠点を設けることとなった。

センターは、1階が鉄筋コンクリート造り、2階は木造(高さ約10メートル)で、延べ床面積は約400平方メートル。東口駐車場の一角に建設する。1階に総合案内や事務所を設けるほか、市岡本太郎美術館、市青少年科学館といった緑地内の施設や四季折々の見ごろの花などを紹介する展示コーナーを設置。2階はボランティアが利用できる会議室や、展示スペースを用意する。

また、バリアフリー対応の施設として、建物1階から2階へエレベーターを設置。センターの2階と緑地内の歩道をつなぐことで、東口入り口から市立日本民家園入り口までの坂道を上る負担が軽減されるという。

サテライトは木造平屋建て(高さ約4・6メートル)で、延べ床面積は約30平方メートル。緑地内の情報をリアルタイムで伝える端末などを設置する予定。

9月に開館予定の市藤子・F・不二雄ミュージアムとの回遊性を持たせるため、JR登戸駅と同ミュージアムをつなぐシャトルバスを、1時間に1本、生田緑地まで延伸することも検討している。市の担当者は「センターから生田緑地の魅力を発信することで、より多くの来場者を見込める」と話している。

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