神奈川ネットワーク運動は27日、統一地方選に向けた決起集会を横浜市中区内で開いた。共同代表の若林智子横浜市議は「地域政党を旗揚げして27年間の活動の真価が問われる選挙。一票の力を信じてチャレンジしていこう」と決意表明、県議、政令市議、一般市議選の立候補予定者計24人の全員当選を誓った。
若林共同代表は約180人の出席者を前に、混乱する国会情勢に触れ、「既成政治から新たな政治勢力への期待が広がりつつある」と指摘。「全国で立ち上がる地域政党の活動に注目が集まる中、私たちも原点に立ち返りたい」と、地方議員年金の廃止など地方政治改革の必要性を強調した。
統一地方選では、1995年から3期連続で30人を超す当選者を出したネットだが、07年の議席数は18人に減らした。決起集会では立候補予定者の大半が登壇し、それぞれ「地方分権を進めます」「スリムな行政を目指します」などと、政策をアピールした。
会場には、民主党の城島光力政調会長代理ら民主、社民両党の国会議員や県内首長らも駆け付けた。
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