相模原市の加山俊夫市長は、風邪や発熱などの病気が回復せず、保育園に通えない子どもを預かる病児保育について、2011年度の早期に実施する方針を明らかにした。仕事を休みにくい共働き夫婦ら保護者への支援拡充が目的だ。
市は市内の2施設で、病気の回復期にあり、保育園に通園できない児童を一時的に預かる病後児保育の事業を実施している。
さらに、保護者らから市に対し、「病気回復期に至らない児童を預かる病児保育も実施してほしい。仕事を休まずにすむ」などの声が寄せられていることを受け、その要望に応え、病児保育を行う。病後児保育の2施設を活用するという。
市は既存の医療機関との十分な連携が必要となることから、実施団体との協議を進めている。
23日の市議会本会議で、小池義和氏(民主クラブ)の質問に答えた。
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